兵庫県のちょうど中ほどにある神河町を観光してみました。
「新野の水車」です。
元禄6年(1693年)以前から存在する水車です。
近くには清流にしか生息しない水草「梅花藻」が群生する水路もあるそうで
5月~6月上旬に梅のような白い花をたくさん咲かせるとのこと・・・
次回は是非この時期に訪れたいものです。
播但道を走ってるときに
なんでこんなに電柱が多いの?って
思われた方もおられるのではないでしょうか?
このあたりは本当に電柱の密集地帯です。
グルーンエコ笠形の駐車場から約800mのところにある
「扁妙の滝」に行ってみました。
この滝は落差65mで、2月初めには凍結する氷瀑として有名です。
途中のオウネンの滝です。
残念ながら扁妙の滝の水量は少なく
凍結もしていませんでした。(^-^;
「奥猪篠の棚田」です。
「砥峰高原」は西日本で有数の約90haに及ぶ
ススキの草原が広がる高原です。
映画「ノルウェイの森」、大河ドラマ「平清盛」の
ロケ地にもなりました。
ススキは見頃までもう少しかかりそうですが、
綺麗な景観を楽しむ事が出来ました。
神河町のHPに掲載されている、
大河ドラマ「平清盛」のロケの様子です。
キリギリスがいました。
大河内揚水発電所のPR館「エル・ビレッジおおかわち」です。
大河内揚水発電所は太田川上流に太田ダム(上部ダム)、
犬見川中流に長谷ダム(下部ダム)を設け、
その高低差394.7mを利用して
最大128万kWの発電をおこなっている、純揚水式発電所です。
128万kWは日本で3番目の揚水式発電所です。
(奥多々良木(兵庫県)193万kW、奥美濃(岐阜県)150万kW、新高瀬川(長野県) 128万kW)
トンネルをくぐって、発電所へ。
発電機は4基あり、私が訪れたときには、2号機と4号機が稼働していました。
手前が2号機、奥が1号機です。
3号機と4号機。
1、2号機(直流励磁同期発電機)と違って、
交流励磁同期発電機(可変速)のため背が高いそうです。
案内をして下さった太田さん。
あれ?太田さん?
そう言えば、上部ダムは太田ダム。
偶然ですか?と聞いてみたところ、
やはり先祖をたどるとゆかりがあるとのことでした。
水車と発電機(揚水時は電動機)を繋ぐ軸です。
1分間に360回転しています。
かなり太い軸で轟音をたてて回っていました。
上部ダムから水車へと水が送られるための
水圧鉄管の一部です。
かなり太い鉄管です。
大河内発電所で発電された電気は
50万Vに昇圧されて送られます。
変電所と右に少し見えているのは長谷ダム(下部ダム)です。
50万Vの送電線と鉄塔。
ワイルドです。
2号機と4号機の2基が稼働していましたが、
長谷ダム(下部ダム)の水位はそれほど多くありませんでした。
基本的には、降ろした水はその夜のうちに揚げられるとのことでした。
近場でも十分満足の出来る観光となりました。
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